人文系の課題小論文の論点が分かる!
人文系に特化した小論文対策本として購入しました。
課題文付き小論文の攻略です。結論から言うと、非常に役に立ちました。
まず、書き方の解説にある小論文の「型」のハメ方が実に上手い。
小論文関連の本は何冊か読みましたが
この本にある「型」が論理的かつパターン化しやすく最も扱いやすい。
この点については、他の本で読んだことは全部無駄でした。
それからテーマの選出も幅広く(9回で殆どの出題傾向をカバーする)
背景となる知識の解説も、短めの解説ですが
複数の切り口から書かれていて、それなりに充実しています。
出題は東大、京大、慶応、早稲田などの過去問でかなりの難題を含みます。
また、特に役に立ったのが、テーマに対して
「こういう問題はこういう切り口で書ける」という「論点」が
一つ一つのテーマに対して、複数個(5個くらいずつ)ずつ
簡単な論理展開の解説付きで挙げられていること。
このテーマはこう書けと決めつけじゃなく、応用が利きます。
その目の付け方自体も参考になります。
(解説や別の課題文がそれぞれの書き方へのヒントになっています)
この本に載ってる東大の問題はかなりの難問でこれ一冊やっても難しいですが
京大、早稲田、慶応程度なら、自分で論点を見つけて、それなりに書けるくらいにはなります。
もっとも、他の受験生もその程度は当然でしょうから
合格には更なる努力も必要になると思いますが。
ということで、人文系を受けるなら、やっておいて損はないと思いますよ。
この本はあくまできっかけ
人文系、芸術系の小論文に特化した書籍が他にはなかったため、これを購入しました。
テーマをいくつかにカテゴライズし(ex.教育、科学など)、その分野についての考え方や、見本としての書き方が掲載されています。この書籍に書かれている内容自体は、正直言って大したことはありません。
一般的な考え方がやその背景について、浅く説明されているだけです。
但し、この本で考え方の基礎をつかみ、そして本文中に紹介されている書籍も読破していくと、スムーズに考えを深めることができます。
そういう意味で、この書籍は「よいキッカケ」となります。
小論文について「書き方は分かるけど、書く内容については自信がない」というやや初心者の方で、人文系・芸術系を受験される方には、オススメです。
但し、この本だけで終わってしまった場合、本のタイトルにあるような「超難関校」には合格しないと思います。
ナガセ
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